子猫の時にこそ行った方がいいと思われる大切なしつけと方法 | 猫ちゃんの猫ねこ猫りん

子猫の時にこそ行った方がいいと思われる大切なしつけと方法

共に生活する上で大切なしつけは全て子猫の時に行うのがもっとも覚えが早く、簡単です。

子猫でいるのはほんの一瞬で、すぐ成長し成猫になっていくので小さいうちからしつけいい子で可愛いまま育ってもらい幸せに暮らしていきましょう。

どのような本能に基づき生活していて、どのような習性があり、大体どのような性格をしているのか、猫という動物を良く理解し、可愛いからと甘やかさずにきちんと必要なしつけを行う事が大切です。

全てのしつけは発想の転換

出来る事なら子猫のうちからしつける

猫の脳は生後2か月くらいでほぼ完成すると言われています。成猫になってからのしつけは出来ないわけでもありせんが、犬以上に難しくなります。なので色々なしつけは子猫のうちから始めた方が楽に出来ます。子猫は好奇心旺盛で、目に見える物すべてが新しく初めてな物ばかりなので知識を入れるには絶好の月齢です。

病院へ行く時などに使うキャリーケースに入る事や、シャンプー,爪切りなど成猫が基本的に嫌がる事はなるべく小さい頃からしつけて慣れさせましょう。

猫がキャリーケースを嫌がる理由

共に外出する時や、病院に連れて行くトリミングに行くペットホテルに預ける時などはリードを使う犬とは違い、猫は基本的にキャリーケースに入って貰う事になりますが、移動や知らない土地へ行くことへ繋がるキャリーケースはしつけを行わないとあまり好かれる物ではありません。

キャリーケースというのは普段の生活に置いて良く使うものではなく非日常な存在でしかなく、悪い印象しか覚えないのです。キャリーケースになかなか入ってくれないと大声で怒ってしまったりなんかもあるかもしれませんが、それではますます嫌いになり寄り付かなくなってしまいます。

猫にキャリーケースに慣れてもらうしつけとは

嫌がらないようにしつける為には普段からキャリーケースの扉を開けた状態で部屋に置き、その存在自体を日常だと思わせ慣れさせます。中におもちゃを入れたり、おやつをキャリーケースの中で与えるなどしていくうちに、いずれはキャリーケースの中で寝たり、隠れたりします。

そうなると、猫はもうキャリーケースへのイメージを、怖いものや非日常の物ではなく、生活の中にある当たり前の物だと思い嫌がらなくなるのでしつけは完了したと言えます。

シャンプーを嫌がる理由

もともと猫は砂漠に住んでいた事もあり、その遺伝子の中に川などに入って泳ぐ、水浴びをする等の概念がなく、基本は自分で毛づくろいをして清潔に毛を保つため、洗われるというのも非日常であり、苦手です。

また水の勢いが強すぎて怖かったり、水の音や飼い主の不安が猫が感じ取るようにわかる為シャンプーの時は暴れたり断末魔のような叫びをあげます。

猫がシャンプーを嫌がるのは、そのような理由があります。ですがこれも子猫の頃から慣れさせるしつけを行えば、気持ち良さそうに洗わせてくれます。

猫にシャンプーが必要かどうか

自ら毛づくろいをして体を清潔に保つ猫にシャンプーは必要なのか?という考え方もありますが。基本的には必要ないと言えます。ですが、脱走したり、何かの薬品が体に付いたり、排泄物で汚れたりした場合はシャンプーをする必要があります。

ただし頻繁にシャンプーを行うと必要な皮脂まで洗い流してしまうので、多くても月に1~2回を目安にしてください。

また特に汚れてもないのにニオイがする場合は何らかの皮膚病にかかっている可能性もありますので、その際は早めの受診を心がけて下さい。

シャンプーを慣れさせるしつけ

子猫の頃から水(お湯)に慣れさせるには、水やお風呂に興味を持たせる事が大切です。

普段からお風呂場に連れて行き、風呂場内を自ら歩かせたり、毎回ではなく、暖かい日にたまに洗面器や桶に貯めたお湯に猫を入れ、優しく声をかけ身体に掛けたりしてお湯に慣れさせます。

何度か繰り替えすうちに、水やお湯に対して恐怖心を抱かなくなり、慣れていきます。また、慣れさせてる最中は常に優しく声をかけてあげて、上がって体を拭いた後はおやつを与えて褒めてあげて下さい。

嫌がらずに上手にシャンプーするポイント

猫が一番嫌がり怖がるのは、シャワーの水音と水圧です。

怖がらせないように、シャワーヘッドにガーゼや薄いタオルなどを巻き付け少し水圧を落とします。また猫の体に近い所からお湯をかけてあげれば大きな音もせず、猫も驚きません。シャンプーをすすぐ時背中は問題ありませんがお腹や足や尻尾などはシャワーではなく、洗面器や桶に貯めたお湯ですすいでください。

そして体を乾かす際にドライヤーを怖がる猫には、タオルを何枚も使ってしっかりとタオルドライをしてあげて下さい。

爪切りのしつけの仕方

猫が自分で爪とぎをするとは言え、爪切りは必要です。そして爪切りはなるべく猫用の物を使って下さい。

やはり爪切りも小さい頃から慣れさせるしつけを行い、爪切りされた時に痛くない、と思わせる事が出来れば暴れる事なく爪切りさせてくれます。まず肉球に触られる事に慣れさせる為に、普段からスキンシップとして肉球を触って下さい。

爪切りを行う際は、暴れないように無理な体制ではやらず、横向き抱っこ等で行い、肉球の高さまでの長さを目安に切って下さい。一度でも爪の中にある神経を切ってしまうと二度と切らせてくれなくなるので、注意してください。

そしていい子にしてたね~と優しく撫でておやつを与えて、爪切りさせると良い事がある!としつけていきましょう。

まとめ

今回は子猫のうちからしつける大切さと、慣れさせしつけの仕方を書かせて頂きました。どんな事も飼い主の管理やしつけ次第で快適に暮らす事が出来るので怒らずに根気よくしつけていってあげて下さい。怒ってばかりいると、恐怖心を抱かれあまり懐いてくれなくなって寂しくなってしまいます。何事にも穏やかな気持ちで接してください。

私の家には7匹の猫が居ますが、しっかりしつけをしたのでみんないつも可愛い子達で毎日癒されています。今回書いたものを参考にしていただいてぜひ快適で楽しい毎日をお送りください。


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