高速ノックで窓開け催促、お礼にそつなく足に頬ずり
緩急を巧みに使い分けた、見事な飴とムチと言えましょうか。
おや、外から帰るとガラス窓が閉まっている。これは私の帰宅のタイミングを察せぬ不行き届きモノの仕業に違いない。開かぬなら開くまで叩こうガラス窓。そんな思いを込めているようにも思える、高速パンチングノックをどうぞ。
窓の外にうっすらと積もる雪。季節は冬でして、早く中で暖をとりたいのは猫も同じ。バババっとガラスを連打し振動を響かせると、内側で温々としていた飼い主さんがダッシュで登場。開いた窓の隙間をすり抜ける猫。まったくムダのない動きからは、日常茶飯事っぷりが伝わってまいります。
しかし、不完全な生き物である人間の仕業であるがゆえ、窓の前にたたずみ、鳴き声を上げ、ガラスを何度叩いても、日によってはなかなか開かないこともあるようです。動画の1分ごろから見ていただくと、開けてくれた労を労うためか、足に頭をスリスリと寄せる仕草を見せております。人間の扱いをよーく分かっている感じが伝わってきますな。
[Knocking Cat/YouTube]
猫のエルは
Source: 猫ジャーナル