見知らぬ人の胸に抱かれ疾走する猫、保護され新しい家族の元へ
初対面でいきなりだったわりには、楽しんでいたようです。
現地時間2018年8月26日、飛行機の写真を撮ったり、往復100kmの道のりを走ろうと、自宅50kmの距離にある空港へロードバイクを走らせたソフトウエアエンジニアのÖzgür Nevresさん。空港に着いたとき、どこからともなく聞こえる小さな鳴き声に気づきます。辺りを見回すと、小さな子猫が彼に駆け寄ってくるではあーりませんか。生後約4週間のお腹を空かせた雌猫を助けるため、ご飯を買おうと思いましたが、近くにペット用品はありません。もちろんキャリーもありません。そこで彼が取った行動とは。空港から約30kmの距離にある、職場であるボスポラス大学へと猫を運ぶことでありました。その模様がこちらの動画であります。
胸に子猫を抱いて、そのままロードバイクで道を爆走。子猫は怖がるかと思われましたが、あれよあれよと流れる光景を楽しむように、キョロキョロしている様子がうかがえます。無事にデリバリーされた彼女は、大学内の彼のオフィスで食事にありつき、事なきを得たそうです。その翌日から、Özgür Nevresさんはネットで里親募集を開始。それからわずか数時間で里親希望者から連絡が入り、新しいお家へともらわれていったのでありました。その後の彼女は、先住インコと一緒に戯れるほど元気になったとのこと。
インコと戯れる動画や保護初日の猫の写真などは、Özgür Nevresさんのブログで公開されておりますので、合わせてご覧ください。
[I carried an abandoned kitten 30 km by bicycle/YouTube via Petsmao]
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Source: 猫ジャーナル