日本の職人が作る猫用家具、ベッドとソファに猫は寛ぐ
埼玉県民にはなじみの深い「Oh!kawa」のほうではありませんので、ご注意ください。
福岡県の南西の端、どちらかというと福岡空港よりも佐賀空港のほうが近い立地の、福岡県大川市は、室町時代にまでさかのぼる「指物」の生産地。指物とは、釘を使わずに組み立てる、タンスや机などであります。明治期に至り、家具の生産が盛んとなり、現在では全国屈指の家具生産地となっております。地元の大川商工会議所は地域ブランド「大川家具」を地域団体商標として出願し、今年の5月に登録され、自治体でもそのブランドを大いにバックアップしておりまして、「職人MADE 大川家具」という特設サイトも2015年からオープンしています。ここまでが前段、「垂乳根」の鶴女のセリフで言えば「それは幼名」のところです。
その職人技をもっと広めるべく、手を出したのが猫用の家具、「ネコ家具」だったのであります。人間用の家具を手がける職人が、その持てる技術をふんだんに使い、猫用サイズの本気ソファと本気ベッドを作ってしまったというのですから、猫ジャーナルとしては食いつかざるを得ません。まずは大川市の公式チャンネルにアップされたCM動画がありますので、そちらでユーザーによる使用感をご確認ください。
猫が乗って初めて分かる、そのサイズ。パット見た目には、人間用の家具と遜色ない完成度の高さが伺えます。夏から冬へと、秋をすっ飛ばして季節が変わりつつある今日このごろ、思いがけず床が冷えるケースも多発していますので、こういうソファやベッドで、床からちょっと高いところで眠れると、うっかりハックションも減らせるかなと思われます。同じデザインの人間用とのサイズ差は以下の写真から。サイズ以外はほぼ一緒だと良く分かります。
家具職人さんによるメイキングエピソードはこちらとこちらから。気になるお値段のほうは、それぞれのメーカーに要問い合わせとのことです。ちなみに、人間用サイズのソファのサイズ・素材別価格一覧はこちら。同じく人間用サイズのベッドの価格はこちらになります。猫家具価格の参考にご覧あれ。
[ネコ家具/職人MADE 大川家具 by 大川市]
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Source: 猫ジャーナル