仏頭の側に寄り添う猫二匹、響く鐘の音に驚き退散
ある意味、リアル涅槃図といったところでしょうか。
涅槃図には猫が描かれていないことが多いんですが、奈良県橿原市小網町の正蓮寺大日堂に所蔵の「猫入り涅槃図」をはじめ、国内にも何例か存在します。そんな猫入り涅槃図の霊験を感じさせるかもしれない、仏陀絡みの猫動画を今日もどうぞ。
覚者の印の肉髻に、螺髪が取り巻く如来仏頭の頭頂部に、分かりやすい及び腰で近づくサビ猫さん。初対面のようで、警戒レベルゲージはまだ振り切ってはいない状態の模様です。とりあえず、香積如来ではないらしく、臭いを嗅ぎ嗅ぎ距離を詰める猫。動画の50秒ごろからは、及び腰白黒猫も参加して検品に勤しんでおります。後から来た白黒猫さんは、悟りを得た如来の心やすき表情に感じ入り、寄り添うようにシットダウン
。もう1匹も釣られて心を許すかと思った瞬間、祇園精舎の鐘の音、盛者必衰の理をあらわして、猫の安らぎを打ち破ります。残されたサビ猫さんがカメラに向けた、現場検証後の目をまん丸くした顔が大変印象的であります。
[Cats meet Buddha/YouTube]
ROSENICE 神具 木製の宗教釈迦牟尼仏頭の置物セリュニティーコレクション
Source: 猫ジャーナル