レバノンでウードのライブに乱入した猫、追っ手に阻まれセッション失敗
プライベートジェットと楽器ケースでここまで来たのかどうかは定かではありません。
全世界から注目を集めるカルロス・ゴーン被告が潜伏していると見られる、レバノンの首都・ベイルートのゴーン被告の自宅から、車で約10分の場所にある、ベイルート・アメリカン大学で開催されたウード(音色はこちらから)のコンサート中に、突如現れセッションを試みた猫の動画をご紹介。
今から5年ほど前の、2015年3月のこと。エジプト・カイロ出身で、オーストラリア在住のウード奏者、ジョセフ・タワドロス氏が演奏中に、舞台袖から奏者に向かって一匹の猫が声高らかニャーと一鳴き。
会場に響くウードの音色と猫の声。観客の視点が一点に集まると、猫は気合いを入れてもう一鳴き。すぐさまコンサートの関係者と思しきオーストラリアの大使がつかつかと舞台上から猫に歩み寄ると、ジョセフ氏の気の利いたフォロートークで会場は朗らかな笑い声に包まれ拍手喝采。その後、大使は何事もなかったかのように舞台から降り立ち、猫はそのまま姿をくらまして一件落着。今ごろ、あの猫は、近所にある空になった楽器ケースのなかに隠れているのかもしれません。
[Cat interrupts Oud Concert in Beirut and is chased off stage by the Australian Ambassador…/YouTube]
日産vs.ゴーン 支配と暗闘の20年 (文春新書)
Source: 猫ジャーナル