手のひらにすっくと屹立猫の仏像、猫が仏か仏が猫か
昨日は生き神さまでしたが、本日は仏様であります。
神も仏も習合できるのであれば、猫だって習合したっていいはず。本地垂迹も反本地垂迹も凌駕した、すべての神と仏は猫を根本とした猫ん葉花実論を唱える過激派にもオススメしたい、柔和なお顔の猫の仏像の動画をどうぞ。
ふんわりとした微笑みを浮かべるこちらのかわいらしい仏像は、仏像製作や修理を手がける工房であり、仏師の酒井豪氏ご夫妻によるアートユニット「仏屋さかい」が作り出した「猫仏シリーズ」であります。大きさは10センチ足らず、手のひらサイズ猫仏像にもかかわらず猫の表情を豊かに表現。三十二相のうちでも、特に上身如師子相が強く出ております。
考えてみれば猫自体には三十二相が数多く備わっておりまして、茶トラ猫の金色相、芳香と毛を持つ一一孔一毛生相、細薄皮相に足下安平立相、牙白相などなど、数え上げてみると結論としては、「ブッダはほとんど猫」という結論に至るため、この猫仏は釈迦生誕から約2500年の時を経て降臨した本来の姿と言えなくないような気もしてきます。
仏像専門店のオンラインショップ「仏像ワールド」などにて販売中の猫仏の、気になるお値段は1体11,664円〜。猫仏の写真や制作中の写真、イベント情報などは仏屋さかいの公式サイトをご参照ください。
[仏屋さかいの心を癒す猫仏さま/YouTube]
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Source: 猫ジャーナル